この日会場に集まったのは小学生から高校生までの約60名。初級レベルから上級レベルまで様々な子どもたちが大集合!共通点はダンスに対する熱い思い!スタジオは子どもたちの熱気に包まれていました。
ワークショップは初級クラスと上級クラスに分けて実施され、初級クラスは基礎をしっかりと学べる内容に、上級クラスは基本のステップ~フリースタイルで使える応用まで、まさに上級者向けの内容となっていました。
講師として参加いただいたのはD.LEAGUEで活躍するCHANGE RAPTURESのITTON、SHIGETORA、そしてAOI。講師も参加者も同じSMBCロゴ入りオリジナルTシャツを着ることで、会場に一体感が生まれていました。
CHANGE RAPTURESの圧巻のパフォーマンスで幕を開けたワークショップ。
初級クラスの子どもたちは憧れのダンサーが目の前で繰り広げる圧倒的なダンスに目をまん丸に。
最初は緊張で声が小さかった子どもたちも大きな拍手で興奮を表現していました。
上級クラスでは開始直後から熱狂モード。宙を舞う派手な技には驚きを隠せない様子。「好きなチームはCHANGE RAPTURES!」と声をそろえる場面も。多くの子が日頃からD.LEAGUEを観ていることもありテンションは最初から最高潮でした。
初級クラスではジャンプやアイソレーション、基本のステップといった土台作りからスタート。ITTONは「ここは野球選手で言うとバットを振る瞬間みたいに!」と例え話を交えて解説。休憩中に「出身はどこ?」「いつからダンスやっているの?」と子どもたちに気さくに声をかけ、笑い声が増えるにつれ子どもたちの表情はみるみる柔らかくなりました。最後は3チームに分かれてお披露目会。練習中は「無理〜!」と弱音を吐いていた子どもたちも発表の時には堂々と踊り切り、達成感のある笑顔を見せていました。
上級クラスでは冒頭からアップテンポな音楽に合わせ複雑なステップや切り替えの早い振りに挑戦。必死に食らいつく表情は真剣そのもの。短めの基礎練習の後は技を習得する振り入れ時間。
自ら質問をする、振りを追加したいと手を挙げるなど積極的に参加する子どもの姿も。休憩時間に入ると緊張の糸が切れたように柔らかな表情に変わる様子がレッスンへの真剣さを物語っていました。
レッスンを終えた後は子どもたちからの質問コーナー。
「どうやったら緊張しないでパフォーマンスできますか?」という質問に対し、「緊張しないくらい練習すること。見ている人を楽しませるには、まず自分が堂々とすることが大切」とアドバイス。さらに「勉強や自分がやるべきことをやってからダンスをするともっと楽しくなる」と語り、ダンスと学業の両立の大切さも伝えました。
「ダンスが嫌になってしまうこともあるけど乗り越えたらもっと強くなれる」と自身の経験を踏まえたリアルな言葉は子どもたちの心に響いたのではないでしょうか。
最後は記念撮影を実施。子どもたちは直前にわいわいと髪を整えリップを塗り嬉しさを隠せない様子でした。イベントが終わった後は「難しかったけど楽しかった!」と興奮冷めやらぬ声が聞かれ、子どもたちにとって心に残る一日となったと思います。
レッスンを終えた子どもたちに感想を聞いてみました!
「振りは難しかったけどCHANGE RAPTURES3人が丁寧に教えてくれてとても楽しく踊ることができました。」
「イベントに参加できてよかったです。振り付けもかっこよくてとても楽しかったです。」
などみんな楽しく踊ることができましたという声が多く聞こえてきました。
レッスンが終わった後も教わった動きを練習している姿などもあり印象的でした。
SMBC DANCE SCHOOL 2025は学ぶ場にとどまらず、ダンスの楽しさと難しさを再確認し夢への距離をリアルに感じる第一歩になったと思います。超満員の熱気がCHANGE RAPTURESと子どもたちの心の距離を埋めた一日は子どもたちにとって忘れられない日になったのではないでしょうか。